2010年04月10日

宇治茶の「辻利」あれこれ(前編)


抹茶オ・レ.jpg   つじりの里.jpg

3月になったばかりの頃。知人から京都のお土産に「祇園辻利」の“抹茶オ・レ”と“つじりの里”(菓子)をいただきました。とてもおいしく、次回、自分が京都を訪れた際には、お土産に買おうと思いました。その“抹茶オ・レ”のまろやかで風味豊かな味が忘れられないでいたとき、スーパーの店頭で“辻利 抹茶ミルク やわらか風味”を見かけました。手頃な値段で、抹茶のカテキンが花粉症の症状を和らげる効果があるということもあり、思わず購入しました。

飲んでみると知人からお土産としていただいたものとは、味が若干違うように感じました。「抹茶オ・レ」の方は、値段は少々高めで、お湯で溶いても、全体的に濃厚で、豊潤な味と香りでした。手頃な値段の“辻利 抹茶ミルク やわらか風味”は、お湯で溶けばさっぱりとした味わい、ミルクで溶けば濃厚で豊かな味わいを楽しむことができました。

「辻利」抹茶ミルク.JPG

「辻利 抹茶ミルク」のパッケージの裏を見ると、「『辻利久』は『辻利』として新たに出発します」とありました。その横には「創業萬延元年、京都宇治の老舗『辻利』。創業者『辻利右衛門』は、幕末の動乱により、存亡の危機にあった宇治茶の名声を、復興に導いた人物として知られています。『辻利』は利右衛門の真心と情熱を受け継ぎ、確かな品質でお茶の魅力をお届けします。」と書かれていました。

同じ「辻利」でも、知人からお土産でいただいた“抹茶オ・レ”は、京都・祇園の茶舗「祇園辻利」です。観光ガイドでもおなじみの和風喫茶「茶寮都路里」も営業し、抹茶パフェなどが有名で、行列ができるほどの人気店です。最近は東京・汐留(追記:2013年6月30日をもって閉店)、大丸・東京店などにも出店しているようです(追記:2012年05月22日に「祇園辻利」東京スカイツリータウン・ソラマチ店が開店)。身近なところでは、スーパーで“抹茶アイスもなか”、“抹茶大福アイス”が売られています。

「京都宇治 辻利」「祇園辻利」。2社はどういう関係にあるのでしょうか。ホームページを調べてみました。それによると、“抹茶ミルク”の「京都宇治 辻利」(旧「辻利久」)は、株式会社 辻利一本店。JTのペットボトルのお茶「辻利」、明治乳業のアイス「辻利 抹茶コーン」もこの会社の商品のようです。「祇園辻利」と「茶寮都路里」は、株式会社 祇園辻利。お茶や上に書いた抹茶を使ったアイスクリームのほか、抹茶を使ったクッキーやカステラ、せんべいなども製造販売しているようです。どうやら“抹茶ミルク”の「辻利」と“抹茶パフェ”の「辻利」とは別の法人のようです。

調べていたら、もう一つ、似た名前の店が出てきました。「京都・宇治 辻利兵衛本店」。これは株式会社 辻利兵衛本店です。お茶のほか、抹茶大福、抹茶ロールケーキ、抹茶どらやきなど抹茶スイーツを製造販売している会社です。

3社に共通するのは、萬延元年、辻利右衛門による創業という点です。次回は、それぞれのホームページの会社概要を調べ、3社の関係を見ていこうと思います。

(中編に続く)





ラベル:京都
posted by bow at 15:00| 戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
ブログパーツ
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。